セミナー等で参加さてている方をよく観察していると「そんなこと知っています!」というオーラを出している方が時々いらっしゃいます。セミナーの中でその方へ何かしらのヒントを与えることが出来なかったことを残念に思い、そんな時は自分の無力さを感じます。
ですが収納の知識やテクニックを「知っている」ことと、それを実際に自分に落とし込んで(消化して)暮らしの中に取りいれて「出来ていること」は違いますよね。
「わかっているけれど出来ない」は本当はわかっていない、やっていないのではないでしょうか?!
また、本当にそのことに向き合ってないことが多いのでは?
収納に限らず、どんなことでも「わかっているけれど出来ない」と言われる方は聞いたことや書かれていることを素直に実行していないことが多い気もします。
そう、それが出来ないことにあれこれ理由をつけて・・・・。
私もダイエットについては同じようなもので(苦笑)
「時間がないから運動できない、甘いものも好きだし、美味しいものは我慢できない」なんてこと言います。
だけどこれを言い訳にしていたらダイエット知識だけ豊富でダイエット実行しない人になってしまいます。
運動をする時間がないなら駅まで早歩き、出来るだけ階段使う、甘いものも小さな物で満足するという、その知識の中から今の生活で出来そうなことから実行します。結果はどうであれ出来ることから取り組む姿勢が大事と思います。(これも言い訳かな?!)
「○○だから出来ない」「○○だから無理」なんて言葉をよく耳にしますよね。
本当にどうしようもない不可抗力な事情によって不可能なこともあるでしょうが、多くの場合は出来ないと決めているのは自分です。
自分の可能性、チャンスに枠を作っているのは自分自身であることがほとんど。
他にも自分の都合だけを主張し、相手に求め、出来るよう努力をしない人。
どんな事情を抱えているにしろ、本当にやろうと思っている人はなんとか出来る可能性を見つけて努力しています。私の周りには本当に頑張って努力している人が多い!
だからこそやってみる努力もしないのに色々理由をつけて「出来ない」と片付けてしまう人を見ると「もったいない!」と思ってしまうのです。
他人が「あなたは出来ない」と言っているのではなく「自分が出来ない」と決めていることが殆どなのだから。
出来ないのはなぜかもう一度考えてみる。
出来ないという自分自身の今までの行動を振り返ってみる。
本当はどうしたいのか自分の気持ちを感じてみる。
素直になることが簡単なようで難しい。
そして物事を難しくしているのも自分自身だったりする。
何事もシンプルにまずは自分の気持ちに耳を傾けてみる。
何かを「知った」の後にまず「感じること」それから「できること」を考えてもいいのかなと。
自分にも言い聞かせつつ今日は書きました。