昨日のセミナーでのご質問。
小学1年生と幼稚園児(もしくは未就園児かな?)のお子さんがいらっしゃる女性から
「子どもが読んでいる雑誌とその付録の工作物をどうしたらいいの?」と・・・。
多くのお母さん方が子ども達の持ち物で悩んでいるであろう姿が想像できます。
でも、考えてみれば、それらの物を(全てではないにしろ)与えているのは親。
親としては際限なく与えるだけでなく、どんな風に物と付き合っていくと良いのかを考え、維持管理の方法を伝え、お子さんと一緒にまずは整理する作業して欲しいなぁと思います。
我が家の場合はまずはそれらの物を収める場所を決め量を決めます。
そして、ここに入る量しか持てないことを伝えます。
工作物であれば取っておく期限を決めます。
雑誌の付録であれば次の号が来るまでとかね。
季節物(節分、ひな祭り、クリスマスなど)の工作物はその行事が終わったら
子どもにその作品を持たせて写真を撮り、さよならするようにしています。
写真を撮ることで子ども達がいつ頃、作ったものかも後で見返してわかるので成長記録にもなる。
雑誌も我が家では過去3か月分と決めていて、新しい号が来ると古い分を処分するシステムになっています。
だから、子ども達にひとこと言えば自分達で古い分を所定の古雑誌ストック場所に入れてくれます。
家の中を快適に運営していくということは、家の中に入ってくるものも出ていくものも積極的に自分達の意思で管理することが必要なのではないかと思います。
家に物を入れるのも出すのも自分達しかいないのですから。
出すことを意識しなければ自然に溜まっていきます。
子ども達が物との関わり方(最後まで始末をするということ)を身に付けられるように整理の方法を教えたり、物のサイクルシステムを構築するのは身近にいる親が導いてあげるのが一番なんですよね。
子ども達が学校や幼稚園で物の管理が出来ていても、家の中で同じように管理が出来ないのは家の中にその定位置や管理システムが作られていないからだと思います。
あと、学校などに比べ圧倒的に必要量以上に増えやすいこと。
ジャンクフードでのおまけや雑誌の付録などなど・・・。
物を管理していく能力は生活力にも繋がると思っています。
我が家もまだ実験段階ですが、子ども達が将来は自立できるよう、ゴミ屋敷の住人にならないよう、散らかしても片付けることが出来るよう整理の手順や使いやすい収納が体験として身につくよう日々、意識しています。
だからこそお片づけは早くから身に付けて欲しい。
何でも床に投げてあるような環境に慣れて欲しくない!
環境は大事ですよ!
明日はいよいよ家庭訪問です。
ちょっと緊張(^_^;)