« 生活品、2000点ほど貸せますか? | トップページ | 大きなのは買えないけれど… »

今の暮らしをより快適にするための生前整理

先週お伺いした70代ご夫婦のコンサルティング。
知的な素敵なご夫婦でした。

実は今回のお仕事は東京のStudio HAGA 芳賀さんからのご紹介で、(Studio HAGAさんで、コンサルティングを受けられた)M様から遠方に離れて暮らすご両親のコンサルティングを依頼したいということで対応させていただいていたのでした。

その後、M様からコンサルティングを受けたご両親のご様子を芳賀さんへお知らせくださったメールの内容を許可を得てご紹介させていただきます。

~~~~~~~~~

コンサルを楽しみにしていたのに、日が近づくにつれて「やっぱり、止めておこうかなあ。家の中のことを他人様に相談するなんて・・・」と、引き気味になっていた両親。
また、実は私は、昨年に他界した義父の持ち物や事務整理の件で、義父が高知在住と距離が離れていることもあり、ずいぶん長いことじたばたしていました。
そのようすを知っている父は、「どうせお前(娘の私のことです)は、死ぬ前にちゃんと整理しておけ、っていうんだろう。そんなに俺に早く死んで欲しいのか!」とまで言う始末でした。
 
でも、もしお断りしちゃったら、踏み出せない日々がまた繰り返されることは明らかです。
なので、「まあ、新しいことも挑戦してみたら?今の若い人たち(スタジオHAGAさんやコンフォートさん)がどんなことを頑張ってるのか、も見なくっちゃだし」と、私はあくまでもお受けすることを勧めました。
 
いざ、お受けした後には、「とっても親身になってくれて。みてもらって良かったよ」と。コンサル途中からすっかり渋川さんを信頼した両親は、お見せする予定のなかった、片付いてない寝室までもオープンにしたらしいのです。
 
そして翌日。朝ごはんの時に、父が「あのケースを少し整理しないとなあ」とつぶやいたとか。頭の中に”整理したい欲求”が渦巻き始めたようなのです。
これまで一人で”整理しなくちゃ焦り”と戦っていた母にとっては、この父の姿勢の180度転換が、何より嬉しかったはずで、実際、父の変貌振りを何度も電話で伝えてきてます。

~~~~~~~~~~

これは今のシニア世代、特に男性の抱えている心境なのではないかと思います。
「何とかしなきゃなぁ」と思いながらも自分の生きてきてた証である物たちを減らしていく事は「後ろ向きな老い支度」と捉われがちです。
整理収納アドバイザーとしても、親に整理を進める子の立場としても心に留めておきたいことです。

問題点の具体的改善策についてはお話しましたが
今回、何も手は出していないのです。
ただただ、今まで積み重ねてきた、築いてきた暮らし、
集まった物に対しての思いを尊重しつつ
お話をお聞きした上で、一つの視点からしか見えていなかった整理収納に対する見方について別の視点もあると気づいていただいただけです。

別の視点とはもちろん「前向きな整理」
最終的に私からは
何かあった時に家族に迷惑をかけないための整理ではなく
自分たちのために
まず、今の暮らしが楽になる、物の維持管理の負担が軽くなる整理をやってみませんか?と、ご提案させていただきました。
今の自分たちの暮らしのために整理をしたら、ついでに不要品は処分出来て、何をどんな目的で所有しているのかも明確になった・・・という形だと理想的なんだと思います。

そこに暮らす人のこれからの暮らしをよりよくするための整理収納。
これからも心をこめてサポートさせていただきます。

今回も素敵なご縁をいただき感謝いたします。

« 生活品、2000点ほど貸せますか? | トップページ | 大きなのは買えないけれど… »

【ご感想】サービス・セミナー」カテゴリの記事

コメント

すばらしい~~~~

ちょうど 昨日 母が 定年になったら あんたに迷惑かけないように 家のもの処分するわいね。と
話していました。

定年までまだ4年あるのですが。

二人とも 物を取っておくタイプなので いつもすごい荷物なのですが。

私は 心配しなくても 死んだらさっさと 処分するから そんな心配しなくていいよと 言いましたが。

忙しい今だからこそ というのも いいかもしれませんね。


☆純子さん
久しぶり!コメントありがとう。
元気なうちに、これから先の人生が楽になるよう、より明るくなる整理は大賛成!
良い方向にいく事を祈ってます

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今の暮らしをより快適にするための生前整理:

« 生活品、2000点ほど貸せますか? | トップページ | 大きなのは買えないけれど… »