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自宅整理にみる母の想い

先月、2年ぶりに福岡の実家に帰省してきました。
久しぶりの実家は以前よりもスッキリして見えます。

私が実家を離れた後に建てられた家なので、ここで私は暮らしたことは
ないのですが、それでも違うことに気づきます。

冷蔵庫の中も以前はたくさんの食料品で一杯だったのに
「どうしたの?」と思わず聞いてしまうくらいスッキリ。

食器も以前よりもずっと数が減っているし

この数年で少しずつ身の回りの物を整理し始めたとは言っていたけれど
目の当たりにして、そのことを実感。

たまに講座でもお話ししますが
母が実行し出して一番効果があったことはラベリングでした。

冷蔵庫の中のものも「7/29 ○○○」と
YAMATOのメモロックテープを使って容器に張り付けています。

引き出しの中の調味料にもラベルが貼られていて、一目で何かわかります。

このラベリングのお蔭で冷蔵庫の残り物が片付くようになったそうです。
なかなか一緒の時間に食事をとれない家庭の事情があり
それぞれが自分で準備して食事をとる場合、食べて欲しい物に手を付けられてないこと
ないでしょうか?
作り置きのおかずや、夕飯の残りのおかず等…

手を出さない理由は簡単、いつの何かがわからないから。
人は自分の知らない物には手を出さないですからね。

もしスーパーでラベルのない瓶に入った何かが売っていても手を出さないですよね?
自分が作ってないならなおのこと何かわかりません。

だからラベルが有効なんです。

母がこんなにも整理し出して、他の家族にもわかるようにしようと思ったのは
自分の体調を崩してからのこと…。

「いつ、何があるかわからないから、自分がいなくてもわかるように…」との想いがあります。

実家から離れて暮らすからこそ、その想いが痛いほどわかる。



整理収納には目的(想い)がある。


そう、母は家族を思い家の中を整理していました。
皆さんは何を思って取り組みますか?

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コメント

ごめん。
ちょっと泣いてしまいました
まさに、我が家がそうだったから。。

種類も数もごちゃまぜなお皿や、買い置きと使いかけが混在した調味料、いくつもあったおたまや菜箸…
ある時から目に見えてスッキリしていきました。

今、父がそれらを使いこなすのを見て、ああ、必要なものはほんの少しでいいんだ、と実感しています。

さて、私も頑張るぞ(笑)

とっても素敵だね♪
整理収納は家族への思いやりだもんね。

大切な人のためなら、
自分1人のためよりも頑張れる事、
あるんだよね。

私にとってのそれは、お料理・・・(爆)。

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