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見えないところを整理する効果

こんにちは。整理収納アドバイザー・コンサルタントの澁川真希です。

先日、整理収納アドバイザーの友人が我が家に来てくれました。
それなりに整えているつもりでも、整理収納のプロが我が家に来ると思うと
それはそれで、そわそわする(苦笑)
「私を呼んでくださるお客様側の気持ちはこんななのよね…。」と痛感しました。

そして普段、仕事優先で見て見ないふりをしていたところを
この機会に「えいっ!」と整理できたので人を招く効果は大きいなと改めて感じました。
おかげで気分はスッキリ、今まで以上に仕事がはかどりそうです。

これから家庭訪問の時期でもあります。
新しいお付き合いが始まり、人を招く機会も増えてくることだと思います。
そんな時にあわてて片づけたり、出来るだけ家に招かないように外で会うようにしている方も多いかもしれませんね。

(ちなみに仙台の小学校では家庭訪問ありましたが、東京で今、通っている小学校は家庭訪問はなく、個人面談があり保護者が小学校へ出向き担任の先生と面談します。)

ある意味、見えてるところを綺麗に整えるのは簡単なのです。
見えないところ(使っていない部屋や物置や納戸)へ隠してしまう手だってありますからね。
そして、見えているところだけお掃除して綺麗にしてしまえばいいのですから。

でもそれで本当に満足でしょうか?
自分自身、見せたくないものを何か隠してしまっている気がして落ち着かなくはないですか?

「片づける=見えないところに隠す、押し込む」になっていませんか?
そして、その姿を子どもに見せ、知らず知らずに間違った片づけを覚えさせていませんか?

外で人に会う時の自分は綺麗に着飾り、美しく見せて(見える部分だけ整え)いても
家に帰ると(見えていない部分が整ってなく)モノが混沌とし、いつも何かに追われて慌ただしい・・・。

見えている部分だけを綺麗に整えることだけでなく
見えていない部分こそ整理して使いやすくしていくことが大事だと思います。

自分や家族の基盤となる空間が家。
その家を整えることは自分の軸をつくることにもつながると考えます。
軸があると迷いにくくなり、自分が選ぶことに自信が持てるようになる
から不思議です。

これが見えないところを整える効果だと思っています。

たかが片づけと思うなかれ。

ただ捨てれば良いというのは私の考える整理とは違います。
モノの整理を通じて自分の生き方や考え方まで見つめていくことが私がお伝えしたい整理です。

10年近く、整理収納に関わってきてもまだまだ途中の私。
時間が経過し、整理状態が継続されていくことで変わっていくことも多々あり
まだまだ整理は続いています。






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