子どもに“お片づけ”を教えられる家にするには
おはようございます。整理収納アドバイザー・コンサルタントの澁川真希です。
今日は昨日のお天気が嘘のように陽射しがまぶしい朝になりました!
先日、長男が日光への校外学習(2泊3日)から帰ってきました。
行きの荷造りは最後の仕上げだけ手伝いましたが、
自分でリストに書いてあるものを用意してチェックしながら準備できていました。
準備の方法は過去記事↓を参考にどうぞ(^^)
「整理できるかが試される夏・・・」臨海学校の準備について書いています。
今回は使うシーンを意識して
- お風呂上りに身に付ける下着のセットを2組
- 朝と飯盒炊さん時に着替える服(トップス、ボトムス、靴下+軍手)のセットを3組
- 予備の服と下着を入れたセットを1組
これらをジップロックのような袋(中身が見えるのがポイント)に1組ずつ袋に入れておしまい。上着だけは寒い時にすぐに取り出せるように、そのままリュックの中へ。
袋分けのおかげで彼は着替えがすぐに出来て身支度が早くできたようです。
夕方帰ってきた彼は疲れ果てていましたが
洗濯物だけは出すように伝え、「あとは明日でもいいから片づけてね」と。
なんとか洗濯物だけは洗濯機まで持って行き、残ったものの状態がこちら。
あぁ、なんと中途半端な状態・・・。
それもリビングのソファーの前に放置なんて・・・(ー_ー)!!
でも、これを片付けてしまっては意味がないので
学校から帰ってくるまでそのままに。
(もし、来客があるようなときは、これをそのまま子どもの部屋へ移動するだけです)
長男が帰ってきてから、片付けるようひと声かけたら
中のものをそれぞれの場所へ戻して10分程度で終わり。
(やれば、すぐ終わるんだけどねぇ)
はい、これで全てリセットされました。
すぐに片付けて欲しいとは思うものの
疲れていて片づける元気がないのもわかります。
私だってそういう時ありますから。
洗濯物たたまなかったっり、仕事で使ったバックをそのままにしたり。
大事なことは自分で片づけられるようになっているかどうか。
今すぐ片づけることが最重要なことではないこともあります。
さて、あなたや家族が片づけられない理由はどちらでしょうか?
- 理由1 今は片づける時間がない、片づける元気がないから出来ない
- 理由2 そもそも片づける場所や片づけ方を教えていない、知らないから出来ない
我家では片づける場所も決まっていて、長男は片づけ方もわかっています。
だから今回の片づけられない理由は1です。
もし理由2の場合は
片づけを教えられる家にすることから始めましょう!
そのためには
まずは家の中の物の指定席を決めて、
片づける(もとに戻す)場所がどこかわかるように整えること
片づけ方を教えることが必要です。
理由2なのに親が毎回、片づけしていたら子どもは親が後始末をしてくれると思い
自分では片づけることをしなくなるかも知れません。
片づけは自分の未来の時間や快適のためにするものでもあります。
最後まで自分で後始末できるように育てたい。
しかし、まだ掃除のイロハも伝えられてない
まだまだ伝えられていない事が沢山あるので
これからもチャンスを逃さず伝え、教えつづけていきたいと思います。
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