こんな時だからこそ、子どもとの片づけ
片づけを通じて働く母の毎日を楽にスムーズにする
整理収納コンサルタント|親・子の片づけ教育研究所の代表理事 澁川真希です。
先週、2016年5月7日(土)付の西日本新聞 朝刊に「震災後の片付け」「収納の工夫で減災」というテーマで取材いただいていた記事が掲載されました。
※Webサイトでも掲載記事お読みいただけます。
西日本新聞 生活面「減災 収納に工夫 食器 かごに入れる 棚の扉 ストッパーを」
私自身、仙台市で東日本大震災を経験しました。
津波の被害はない地域でしたが、住んでいたマンションは大規模半壊。
食器棚からは食器が飛び出して割れ、
本棚は倒れて大量の本や書類が散乱した状態でしたけど、地震対策もしていたこともあり、家具が倒れるなどの被害は他と比べれば随分少なかったはずです。
また整理収納で家を整えておいたことで、防災用品やキャンプ用品など、
災害後にすぐに必要なものがすぐに取り出せ、その日の夕食の準備も整いました。
片づけにおいても、本や書類をファイルボックスにまとめていたことで、散乱するものが少なく、もとの状態にも1日もあれば戻すことができました。
震災後に、私が心がけたことは
少しでも早く、いつもの状態に近づけることでした。
家が安全な状況なら、散乱したものを片づけて、壁の傷を補修して
以前と同じような生活ができるようにすること。
食事も非常食ではなく、できる範囲で手を加え、普段の食事に近づけること。
親が心を落ち着けて、いつもと同じように子どもに接すること。
(その当時、長男は小学校2年生、次男は幼稚園の年長)
そんなことを意識しながら、家を片づけていました。
まだ熊本でも大分でも地震の被害からつらい思いをされ、心を痛めている方も多いことでしょう。まだまだストレスを感じている方も多いと思います。
だけど、こんな時だからこそ少しずつうちの中を整えてみませんか?
散乱したものを片づけたり、傷ついた家を補修したり・・・。
それだけでも心理的なストレスや不安は随分、軽減されると思います。
お子さんがいらっしゃるご家庭では無理のない範囲で一緒に片付けに取り組んでほしい。
大事なおもちゃを整理して使いやすくする。
以前と同じように、遊べるようにする。
片づけを一緒にやることで、会話がひろがり
今、子どもが感じていることや思っていることが聞ける時間になるでしょう。
家を整理して、必要なものが誰でもすぐに使えるように片づけておくことは、自分や家族を守ることにつながります。
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北九州小倉は私も4年住んで、長男を出産した思い出深い場所です。
小倉で多くの方にお会いできることを楽しみにしています♪
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