親に楽になって欲しい!~親・子の片づけ教育研究所設立の想い 2~
片づけを通じて働く母の毎日を楽にスムーズにする
整理収納コンサルタント|親・子の片づけ教育研究所の代表理事 澁川真希です。
今週末にいよいよファミ片(ふぁみかた)の設立2周年記念イベントが迫ってきました!
先日から、設立に至った思いを少しずつ書いています。
この一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所の設立にあたって、
支援力を持った親を増やしたいという想いの裏には
様々なご家庭に伺って片づけの仕事をする中で感じたこととともに、
私自身の子ども時代の親との関わりと、
自分が子育てするようになったからの子どもとの関わりも大きく影響しています。
どうして「支援力を持った親を増やしたいと思ったのか?」
それは、支援力を身に付けることで、親自身が“楽に”なれるから。
そして、親が楽になると子どもがのびのびと、
個性や力を発揮し、伸ばすことができると思うからです。
親から、できない人と見られている、認められていないと、
ずっと感じてきた私はかなり長い間、自己肯定感が低い人間でした。
思春期の頃なんか「私なんて…」「どうせ…」が口癖になるくらいに卑屈でした。
(今の私を知る人は信じられないかもしれませんけど・・・苦笑)
当時の親からすれば、そんなつもりはなかったんだと思うし
今は認められていないと感じることもないのだけど
子ども時代に「気が利かない」「何もできない」と言われていたことは、やはり長い間
私の中では尾を引いていました。
子どもって、親に言われたことは覚えているものです。
(「橋の下で拾った」とかね…。)
そして、私が親になって子どもと向き合う時に、
何かが滞ると子どもに対して「どうして、これくらいのことができないの?」と
自分と同等のレベルを求め、余計にイライラしていました。
今、思えば「そりゃあ~無茶な要求だわ」って話です。
でも、当時はそんな風には思えないほど余裕がなかった・・・。
子どもの寝顔みながら反省を繰り返す日々でした。
私が嫌だと感じていた親からの「認めない空気」を
自分が子どもに発してしまっていたわけです。
子どもを持つということは、ひとりの女性としての生き方からみると
今まで出来てた沢山のことをあきらめたり、犠牲にしたり、ということが多いのも事実。
特に今の日本ではそうかもしれません。
子どもを育てるということで、出来なくなること、
思い通りにならないことばかりに意識が向きがちなんですよね。
もっと言うと「奪われている感覚」が常にあった。
そんな気持ちでいるから、イライラし、子どもができていることには目を向けず
できてないところにばかり気になり、否定し、怒りっていたけれど、
これじゃ過去の自分のように子どもも自己肯定感が持てないようになるんじゃないかと思いました。
それで、以前もお話していますが様々な学びを通じ
自分を知ること(自己理解)が進むことで、
様々な物事、出来事への見方が変わりました。
自分と子どもが違うことも理解でき、
私よりもできることも沢山あることに気づき、
子どものことを認められるようになったことで接し方も大きく変化しました。
子育て中は確かに、できなくなることはあったけど、奪われることばかりじゃない。
子どもとの時間は、今までなかった沢山の気持ちや
かけがえのない経験を与えてくれました。
子どもと向き合う中で人として成長させてもらえたと思っています。
すでに我が家の子どもたちは中学生と小学生(6年)。
今のところ、健やかに、たくましく成長してくれています。
考えて行動することが少しずつできるようになってきました。
(時になぜこんなに自己評価が高いのか?!もう少し、そこは心配した方が良くないか?!と親としては思うこともあるけれど…)
昨夜、夫と子どもたちの幼稚園時代の写真を見ていたら、泣けてきて、
よく生まれてきてくれたと、二人の息子が愛おしくてしょうがない。
日々のドタバタはあっても今、我が家はちょうどよい親子の距離感で
進んでいるところです。
親の言動が子どもへ与える影響の大きさを知っているからこそ
子どもの芽をつぶさず、伸ばせる支援力を持った親を増やしたい。
(だからファミ片の講座は親・子の片づけインストラクターの講座で親から学びます。)
一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所では、
片づけを通じ、社会の最小単位である家庭から社会を変え
幸せな人生をデザインできる自立した子どもたちを
育んでいきたいと考えています。
子どもにどう関わるか?
「片づけ」×「子育て」の両方をテーマにした話が聞ける
一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所 設立2周年記念イベントは
11月20日(日)開催です。2部のお食事の関係で間もなく受付締切ます!
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