整理すると文章を書けるようになる!?
先日から読んでいた本。
岸本葉子さんの『エッセイ脳』
思いがけず書くお仕事までさせていただくようになって
気になっていたことがスッキリ!
この本のお蔭で改めて書くことについて向き合えました。
それと今までの私の書き方や書くときに注意する事が
案外、間違ってなかったことも判明。
講座で話をするときはライブ感たっぷりで感覚の行くことが多いですが
(もちろん講座の組み立てをするときはしっかり考えて組み立ててます)
文章を書くときに頭で起きていることを分析すると
割としっかり考えて書いてるんですよね。
テーマが今にふさわしいか
起承転結の構成でどこが大事なのか
書くときの視点はどこなのか
などなど・・・だから書き始めるまでに時間がかかる。
言い回しも結構考えています。
もともと文章が長くなりすぎる傾向があるので割と短い文節にするとか。
何度も読み返しては推敲を重ねます。
本の中にも「距離をとって向き合う」と書いてあったんですが
推敲は絵を描くときと似てるんですね。
寄って書いてばかりじゃ全体が見えなくなる。
そこで引いてみる。
さらには時間を置いてみる。
本書きの後、直しとの間に時間を置くこと。
一呼吸おいて寝かせるって大切なことなんだと。
この作業は何のためか?
独りよがりの文章になっていないか
すんなりとわかりやすい文章になっているか
そんなことを客観的なところから判断するため。
岸本さんは推敲作業は「書く作業の中でもっとも興がわかない」と書いていますが
私の場合、あまり苦痛ではなく、どちらかというと好きな作業。
まだまだ上手い文章が書けるわけではないけれど
この作業が好きなのでこれからも書いていきたいと思っています。
来月、4月は河北新報の夕刊でのエッセイ『家・整・楽♪整・楽』連載月。
担当月は毎週金曜日に掲載されています。
(宮城県内だったらおそらくコンビニでも購入できます。)
書くの好きだって割には・・・って文章かもしれませんが
ご感想いただけると嬉しいです。